【2025/04/07】
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【2006/11/04】
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あと1年くらい自由人やるつもりでいたからなかなか実感でなかったんだけど、もうすぐこの大学を去るんだなぁと思うと、あー私、ここ好きだなぁ、というのを改めて感じる。
まあ7年もいれば相手が京大じゃなくたって愛着わかないほうがおかしいんだけど。でも今まで、卒業するっていうことに感慨を感じたことなかった。高校なんてあんなに大好きな先生さえいたのに、卒業するときに何も思わなかった・・・よっぽどドライというか何というか。元々がそんなだから、初めて感じてる感慨がちょっと新鮮でもある。 日が落ちた頃に研究室から帰ろうとすると、学部の図書館の中にずーっと並んでる書棚が見えて、その横を自転車で東門に向かう、そういうときにあぁ京大好きだなぁ、と思う。その向かいの校舎では造り付けの古い机と椅子の教室に残って課題やってる学部生がいたり、サークル活動やってたりする。もしくは、仕事片付けて遅い時間にBOXに行くと、後輩たちが何だかわからない議論をしてたりする。 人も、時間も、空間も大好きだな。そして今自分がその一部で溶け込んでいる人や時間や空間から、もうすぐ外の人になるんだな。 2年前?に某先輩が、いつ来ても京都に残ってる要員として私を必要とした気持ちが今になってものすごくよくわかる。 出て行く直前になって、ここでの時間がすごく貴重だというのを実感してて、寂しさもたぶん無くはないんだろうけど、それよりも今感じてるのは納得とか、満足とか、そして感謝。あと少しで出て行く貴重な時間や空間に名残を惜しみたくて、この頃ゼミ終わってから時間があったら京大の象徴みたいなあのカフェで勉強したり、図書館の書庫に必要以上にもぐってみたり。人にも名残を惜しみたいんだけど、忙しい人たちを付き合わせる気にならないし・・・そういう切実な感じのものでもないし、それに相手に名残を惜しませるのはいやだから、一人で。カフェや図書館の良い所は相手が私に対して何も感じないところ。 寂しいというよりは、幸せだったなぁ私、と思う。決して戻ってくることのない時間だから、今この大好きなものをめいいっぱい染み込ませておこう。 PR |
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