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【2024/04/27】
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【2013/03/31】
目次はこちら→<旅行記インデックス>

【6月21日(木)】
ヴェルサイユに行く日。RERのBとCを乗り継いで。このときも使えるナヴィゴが便利。

9時のオープンに合わせて行きました。すぐに混むよ。










パリの曇り空は見慣れてるから気にしなかったけど、こうして見るとすでに不穏な空模様だなぁ。


ここでも現代アートとのコラボをやっていて、入口近くにはこんなのが。まどマギの魔女で出てきそうだ、と思った。




現代アートとのコラボはルーブルとかでもよくやってて、まあ面白いんだけど、こういう建物自体が価値のある歴史的な建造物でやるのは個人的にはあまり好きじゃないです。





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混まないうちに鏡の間









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閣議の間






本物はいいね、手抜きが無いのが当たり前だから。






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シャンデリアばっかり撮ってるわ。





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宮殿をぐるりと一回りして、お庭で休憩。学校の校外学習で来るのか、子どもたちがたくさんいてはしゃいでた。何の遊びだろう。





平和だったのはここまででした。


ちょっと回復して、さあ次はトリアノンと王妃の農園へ向かおう。
広大な庭園内を移動するためのプチトラン(小さな列車)があるのでチケット売り場に行ったら、NON!今はトラン走ってないよ、と。なんで?いつ走るの?と聞いても、NON!No train!を繰り返すだけ。仕方がないので歩いてトリアノンに向かうことにした。

お天気も(このときは)気持ちよく、庭園の緑は美しいのだけど、なにしろ広くて濃~~い宮殿を見てきた後。足取りは重く、数キロの道のりが遠い遠い。





*





もう無理~って言いながら、緑に力をもらいながらてくてくと。
疲れ切った身体が生き返るような並木道。










よろよろしながら、ようやく向こうに見えてきたグラントリアノン。






ところが・・・

入口についたら、「Stormのため閉館」の小さな貼り紙。
えっ聞いてないし。青空やし。ていうか疲れたしー。

えーーって思いながら今度はプチトリアノンのほうへ歩いて行ったら、
「庭園とトリアノン宮はStormのため本日~時よりclosed」の貼り紙が。
ぐったり・・。

後から考えたら、園内放送で知らせてたんだろうけど、柱上スピーカーの割れた音声って日本語でも聞き取りづらいのに、フランス語のアナウンスだけで聞き取れるわけないよね。なんて言ってもあちらには知ったこっちゃないよね。

さっきまであんなに良いお天気だったのに、急激に暗くなった空から大粒の雨が降り出して、あっという間にどしゃ降りに。傘なんて持ってないし、もともと肌寒いのが雨に濡れて震える寒さ。

疲れの上にさらに疲れて、はるばる歩いてきた道を戻ると、庭園の大通りまで戻ってきた所で警備員がいて、「こっちはclosed!」
はぁぁ、帰り道までclosed!?どうすればいいのよ!って聞いたら、正面は閉められてて、裏口へは別の道で、我々は壮大な遠まわりをしてしまったらしい。何もそんないきなり正面入り口閉めなくたって良くない・・。

こういう時に「大変申し訳ございませんが」とか言うのって日本だけだよね。
私たちはよろよろ歩いてたら、巡回車の中から「さっさと出口へ行きなさい!」って怒鳴られたし。
(全く聞き取れなかったけど、ていうかフラ語だし、でもそういう意味に違いない。)
って、その場面が動画に入ってたw明るいけど大雨です。







*






もーーベルサイユなんて大っ嫌い!!!
って心の中で叫びながら、ふらっふらで裏出口へたどり着きました。
庭園の広さと職員の冷たさは冗談抜きで遭難できるレベル。


帰りの駅に向かって正面入口のほうまで回ってきたら、メインの宮殿だけは開いていて、せめて冷え切った体を少しでも乾かしに、と思って入って、空いてたのでそのままもう一周、宮殿を見ることに。





ゆっくり見られたよ。立ち直りは早いんです。





その後、嵐は去って青空に。実にタイミング悪かった。







聖堂だったかな?で、コンサートのリハしてた。





この日はちょうど、フランスの「音楽の日」?とやらになっていて、あちこちで音楽イベントが開かれてたみたい。

その関係の動画を次回に少し。





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【2013/03/17】
<旅行記インデックスはこちら>


続き。モンマルトルの丘に登る。


モンマルトルの街は、ここまで見てきたモダンなパリともクラシックなパリとも違うけど、これもまたパリ。






派手な落書きも、ここではまぁしゃーないか、って気になる。






カオスな中で居心地良さそうな野良猫。




丘を登る階段に、天然のBGMさんがいらっしゃった。
路上のギター弾き。





素通りしたけどなかなか良い声だな。







*







今回の旅、ほとんどが3回目4回目の場所だけど、このモンマルトルとあとで出てくるパサージュ達だけは初めての観光です。今まで冬ばっかりで、丘の上を散策する気分じゃなかったからかな。


ユトリロ、ピカソetc.馴染みの絵描きさんがたくさん暮らしてた街でもあって、
似顔絵描きさんがびっしりぎっしり、広場を埋め尽くしてる。






*







丘をことこと走り回るプチトラムが可愛い。






丘の上に建つのはサクレクール寺院。意外と新しいんだよね。








階段をがんばって昇って、寺院の上からはパリの街が一望できる。
エッフェル塔も、ラデファンスも、凱旋門も、全部見渡せる眺め。







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ちなみにこんな階段ですよ。





下りはコルト通りを通って。ここすごく可愛い。ゴッホやルノワールのアトリエがあったところだって。
調和のとれた街並み。






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ミュージカルの「壁抜け男」さんと握手。





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「洗濯船」っていう名のアトリエは、ピカソやモジリアーニなんかが使ってた所。







綺麗な通りと雑然とした通りが入り混じって、芸術家の街、って呼び名が似合う。







マルティール通りでおいしいパンとお惣菜を買って帰ってきて、喉が渇いたからホテルのすぐ近くでアイスをテイクアウト。白飛びしちゃってるけどバラの形に盛ってくれて可愛いの。





翌日に続きます。


【2013/02/05】
続き。

左岸へ橋を渡って、ランチはケバブサンド。




ケバブサンドのお店はパリじゅうあちこちで見かける。ちょっとした流行りなのかな。


広場でぼんやり食べてたら、ちょうど目の前にジベールジューヌがあった。
ジベールジューヌは老舗の本屋さん。かわいいノートをいくつか買った。



あと、親友の息子ちゃん用に小さな絵本も。




さて、この次が今日のメインイベントのはずでした。
私にとって「パリ行きたいなー」は「サンルイ島をお散歩したいなー」とほぼ同義で、そこには「レピスリーの薔薇のジャム買いたいなー」が常に含まれてて。
この旅最大の目的と言っても過言でない、8年ぶりのサンルイ島へ、ワクワクして向かったら、




えっ、

なーーーい!!





あのcozyで品が良くかわいく私の大好きだったサンルイ島はもうどこにも無く、タンクトップの観光客が団体で押し寄せるベルティヨンの島になり果てていました。

レピスリーはどこへ行ったのー!?
と探し回るも見つからず。

私がパリに行く二大目的のうち一つだったので大ショック。
しっかり濃くて甘くて、でも上品でしつこくなくて、ほんとに好みのジャムで大好きだったのにー。お店のマダムも、上品なのに人懐こくて、お互い達者ではない英語なのに熱心に商品の説明したり私に合わせたお勧めしてくれたり可愛くラッピングしてくれたり、親切で大好きだったのにー。瓶も可愛くて、壁一面にずらっと並んだ手作りジャムのラインナップは見るだけでわくわくして大好きだったのにー。パリの真ん中なこと忘れるくらい、ゆったりできて居心地良くて大好きだったのにー。
たくさんたくさん買い込んでも大丈夫なように、この後すぐにホテルに荷物置きに戻れるようにわざわざ考えてスケジュール組んだのにー。・・・。
・・・。
。・゜・(ノД`)・゜・。


すっかり意気消沈して、教会にも入らず、もちろんベルティヨンのアイスも買わず帰ってきてしまいました。以前に食べたベルティヨンは確かにおいしかったけど、小さい島に3つも4つも店舗出さなくたって良いじゃない。


レピスリー、もともと情報がほとんど無いお店だったけど、日本に帰ってよくよく調べてみたら、数年前に閉店してしまったみたい。


ショックから立ち直りきれないまま、ぐずぐずと気を取り直してモンマルトルへ向かいます。

【2013/02/05】
<旅行記インデックスはこちら>


【6月20日(水)】

パリの3日目。この日が一番楽しみにしてたんだけど、とてもショッキングな展開に・・。
それは後ほどとして、まずはノートルダム寺院へ。




いつでも観光客でごった返しているノートルダム前の広場も、朝はしんと静か。
8時の開場に合わせて行けば、きれいな姿が見られます。





静かな中で、朝のミサかな?をしてた。(動画)






あまりに有名ではあるけれど、大好きな聖堂です。
大理石の乳白色とステンドグラスの青紫で、パリの街そのものみたい。





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満喫して外へ出てきたら、すっかり眩しくなってた。






次は同じシテ島の、サントシャペルへ。
午前中にこの2つを回ります。


これは何の標識だろう。






サントシャペルは会場が9時半なので、ノートルダムに続けていくとちょうどいい時間。
開場前からちょっと行列ができてた。

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ここのシャンデリアが好き。ここに来ると聖書を理解できるようになりたいなって思う。

*





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キラキラですっかり気分が穏やかになったあたりでお昼です。

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【2013/01/22】
自分で分からなくなってきたので、インデックスページを作ったよ。
<2012ヨーロッパ旅行記インデックス>

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そういえば、今回のパリのホテル。

PRINCE HOTEL FORUM

とにかくロケーション重視で選んだら、思った通りというか思った以上にというか、中身はかなりアレでした。エレベーターの薄さにびっくり。狭いじゃなくて薄いの。お部屋もなんとなく、居心地良くはない感じ。大きな問題はなかったんだけど。私たぶんお部屋のメンテナンスに関してはやや神経質なほうなんだと思う。

でもロケーションはほんとに良い。メトロの駅もRERの駅もすぐだし、ルーブルに歩いて行ける距離。ノートルダムのあるシテ島にも歩いて行ける距離。すごい便利な立地のおかげで、かなり楽に目一杯パリ観光を楽しめたんだけど、次もここを選ぶかって言われたら、うーーん。迷うなぁ。



【6月19日(火)】

翌朝は、ちょっと早起きしてマドレーヌ広場へ。












目的は、ここ。





ラデュレ。でもお目当てはマカロンじゃないよ。














ラデュレでフレンチトーストの朝食をしたくて。


フランスのフレンチトーストはフランスパンじゃなくてブリオッシュなんだね。
しっとりずっしりふわんと。おいしいv

お店の雰囲気も好き。
朝イチだからあまり混んでないし。












満足して、今日の行程へ出発。


コンコルド広場のオベリスクからルーブルの方向へ、並木道の広い公園を歩いていく。












向かう先は今はルーブルではなくて、橋から上がって・・








オルセー美術館。





行列・・!!開館前なのに。
昨日のエッフェル塔もこのオルセーも、このあと行く先々でも、すごく並ぶことが多くて、ちょっとショックだった。日本みたいに混んでないのがヨーロッパの好きなとこだったから。ハイシーズンを知らないだけでした・・。


この国際都市ですばらしく不親切なことに、フランス語の看板しかない。




どうやら、チケット買う行列はもちろん、私たちみたいにすでにチケット(パス)持ってる人の列もあるみたい。
大学でもフランス語はギリギリの点数で単位とったくらい、さっぱりできないんだけど、ほんのちょっとの単語と、特に前置詞?副詞?(文法分からない)だけでも知ってるだけで、案外役に立つんだなぁと分かった。
というわけでCの行列に並んで、世界中からの観光客のお喋りを聞くともなしに聞いている。

イタリア人やフランス人がちゃんと私たちに向けて発してくれる英語は聞き取りにくいのに、聞こうとしなくてもふと耳に入ってくるネイティブの英語は聞き取りやすいなぁ。





オルセーの中に入っても、とにかく混んでた。





時計台の裏側から、明日行くモンマルトルの丘がきれいに見えるよ。








オルセーの後は、レニュイデテで軽くランチ。ランチ?





今日のレモンタルト。






















レドゥーザベイユのレモンタルトとはまた違って、レニュイデテのはしっとり柔らかいメレンゲに、キュッと酸味の強いレモンタルト。すっきりして、これも美味しい。
そしてお店が可愛い!あまりこういうふわふわした乙女系のは得意じゃないんだけど、ここは絶妙なとこでバランス保ってて居心地いい。センスだなぁ。

満足の後は、アンティーク系の多いRue de Bacで、これも教えてもらったはく製のお店に立ち寄ったり、ふらふら歩いて、
着いた先はサンジェルマンデプレ。落ち着く教会。












夕方からはギャルリーラファイエットとプランタンでおみやげとかのお買い物と、晩ごはんのお惣菜を買ってホテルへ。



パリ初日の会食以外、パリでの晩ごはんは大体こんな感じだよ。ちょっと見た目ヒドイんだけど、レストランのフランス料理よりは観光(もしくはティータイム)に時間をかけたい派なので。パリは、普通にちゃんとしたパン屋さんで買えばパンがめっちゃ美味しい。好きなチーズもたっぷりでおいしい。幸せ。





ジャケ買いのプチボンボン。味は石鹸。。。可愛ければいいんです。




翌日、私に「もうパリなんていい!」と思わせる辛い現実を目にすることになるとは知らず、この日は早めにゆっくり休みました。


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