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【2024/05/07】
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【2012/10/12】
【6月17日(日)】

2日目。今日は歩くよー。






アカデミア橋の少し手前までヴァポレットで行って、降りて散策。ヴェネチアは路地がどこも楽しいから、無駄に歩きたくなる。地図見てもどうせ分からないし、おおよその方角だけ見当つけて歩く。ひとつ角を曲がるたびにわくわく。


















しばらく歩いてアカデミア橋のふもとへ。










木製の橋、で有名だけど、今はしっかり鉄筋で補強してある。
橋の上からサルーテ協会がきれいに見える。





橋を渡ったら、そのサルーテ協会へ。







このへん可愛くて好き。どこも可愛いけど。





サルーテ協会の奥は、前回来たときは海の税関の跡地だったのが、最近安藤忠雄さんのプロジェクトで美術館になったらしい。岬の先端には「カエルを持つ少年」。これも作品だからと、警備員が常に張り付いてる。観光客が触りそうになったら注意する。この仕事、嫌だなぁ・・。





岬をくるっとまわったら、外側の運河沿いのザッテレ通りをてくてく西へ。

のつもりでいたけど、あまりの陽射しに目を開けてられなくて、日陰を求めて路地をたどって歩くことに。あつい。あっつい。

路地に教会の鐘が響く。

※音量かなり注意!※












この辺は観光スポットが少ないので、住民の生活が少し見えて、これも楽しい。


小さな訪問者。




路地から出てきて路地へ入って行く姉妹。あれ?気づいてなかったけど訪問者と同じ子だ。











陽射しにあえぎながらたどり着いた給水所は、ジェラテリア・ニーコ。ジャンドゥイオットというのが有名なんだけど、注文したら「まだ無いよ。Later。」と言われて、Laterっていつやねん、と聞こうかと思ったけどこの人たち絶対時計見て仕事してないし、暑いし、おとなしく普通のジェラートもらいました。




ちょっと路地に入ったところには、ゴンドラの造船所。この日は作業してなかったけど(日曜だしね)、眺めながら一休み。あの大きな扇子は何だろう?









おかわりっ!とばかりにもう一個ジェラート買ってきて、散策を再開。


















水路に面した煉瓦の壁に大きな釘が打ってあるのは何かなーと思ってたら、なんとこれが通路であるらしい。



マイカーならぬマイボートへの唯一の通路。


サン・バルナバ広場から、Ca' Rezzonicoへ。









18世紀美術館、として公開されてて、名前だけ聞くとイマイチな感じだけど、実際は美術館というより、大貴族の邸宅をそのまま公開しましたという感じ。綺麗だし混んでないしお勧め。・・と言いながら、ドゥカーレ宮殿やヴェルサイユ宮殿とごっちゃになって正直記憶があいまい。
ここの3階から、今歩いてきた運河沿いがきれいに見下ろせる。







次回はカラフルなお昼ごはんから。






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【2012/09/24】
夜7時前。おなかがすいて鐘楼から降りてきたとこから続き。


うろうろして入ったのはアル・ヴェーチョ・カントン (Al Vecio Canton / Castello 4738a, 30122 Venice)。










覗いてみても営業してるのか分からないくらい、徹底的に客引きしない。おかげで全然混んでなかった。


スペシャリテのカントンピザ。けっこう辛かった。けど美味しい♪










ヴェネチアですから、イカ墨のパスタ。あっさりめで美味しかった。










デザートにはレモンアイスと、コーヒーと言ったらカプチーノが出てきた。
ここのレモンアイスおいしい~!!幸せ~












味も量も満足でお店を出て、帰りがてらちょっとお散歩。

途中でcoopの袋下げた人をちらちら見かけたから来るほうをたどってみると、見つけた♪物価高いし果物ほしいから、旅行中はcoopとかスーパーによくお世話になります。



ビタミン源を手に入れて、適当に歩いてたらリアルトに出た。もう夜の9時過ぎ。日は落ちたけどまだまだ明るくて、運河沿いのレストランの灯りがほんのりときれい。
























脚が疲れてるからホテルに帰ろうと思うものの、明るくて夜という感じしないし、日暮のグランカナルは絵になるし、気候もいいし、何度も帰ろうと言いながらなかなか帰れない。10時くらいにようやく帰って、さっき買ったpecheを半分かじったら寝てしまってた。






ようやく、長い一日目が終了。




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【2012/09/07】
続き。

まずは、ヴェネチアの雰囲気を味わいにリアルト橋へ。(のはずが、さっきうっかり来ちゃったけど。)




この日は快晴、絶好の観光日和、水の上も橋の上も、行き交う様々な人で大賑わい。ヴェネチアに来たなーって感慨が。










過去3回のヨーロッパは、いずれも年末のオフシーズンにばかり行っていて、こんな観光シーズン真っ盛りのごった返したヨーロッパは結構衝撃的だった。人多い!日本人以外の観光客が多い。

賑やかなリアルト橋をゆっくり渡って、賑やかな大通りをちょっと歩いて、おなかがすいた時間なので、切り売りのピザをテイクアウト。この辺はレストランもたくさんあるし、テイクアウトのお店もたくさんある。オーソドックスなミックスピザとチーズのピザ。おいしいし大きいからおなかも満足。



イタリアはこういうカジュアルな食べ物が結構外れなしに美味しいから楽しい。料理はフランス料理が一番だってよく言われるし、ちゃんと時間もお金も探す手間もかけて食べるならまぁそれは正しいのかもしれないけど、カジュアルな旅行者の立場で言えば、料理に関してはイタリアが一番好きだな、と私は思う。って前にも書いた気がしなくもない。

カンポ(campo=小さい広場)の階段に腰掛けて簡単なランチ。





おなかが落ち着いたら再びリアルト橋、さっきは橋の外側を通ったから今度は内側の商店街を。初めて来たときはこの辺で母に金細工のブローチを探してた気がするなぁ。あれ、フィレンツェの橋のほうかな?わからない。
賑やかなメルチェリエ通りを通って、ヴェネチアの水の玄関、サンマルコ広場へ向かう。











今お昼ごはんを食べたばかりなので、ことさら甘いものに目が行く目が行く。ヨーロッパのお菓子はずっしり重量感で魅力的。










今この写真見て、なんでこういうお菓子を一つも買って食べなかったんだろう?と一瞬思ったけど、そうだ、暑かったんだよね。暑いしギラギラまぶしいし、そしてジェラートが美味しかったんだよね。なのでジェラートばっかり食べててお菓子食べてるひまが無かったんだ。と、いうわけで、サンマルコ広場到着!そしてすぐさまジェラート!いつものお店で。ここは行きつけって言っても間違いじゃないと思う。別にここのが特別おいしいわけじゃないけど、すごい便利な場所にあるから。



レモンとピスタチオかな。真冬に来たときはいつもチョコとかミルク系頼んでた気がするけど、今回はリアルに暑かったのでレモン系ばっかり欲しかった。

ジェラート食べたら心も落ち着いたので、改めて、サンマルコ広場!大聖堂は一部改修中。





バッグは持ち込めないよ、の看板に何か張り紙。




私イタリア語分からないのでとりあえず並んでみた。列はするする進んだけど聖堂内へは入れず。6月16日は以下の時間しか入れませんって書いてあったみたい。ちょうど14時で閉まったとこだった。ざんねん。

気を取り直してドゥカーレ宮殿へ。こちらもほぼ待ち無し。ヴェネチアのメジャーな観光スポットの中で一番好き。ここは内部撮影禁止なので写真は無いよ。
何度も来てさすがに最初ほどの感動は無いものの、細い通路一本隔てて一番表と一番裏、っていうギャップがやっぱり好き。こんなに華やかで怖い場所を他に知らない。今回は、あちこちに細くてひっそりした、どこに続くか分からない階段を見つけて怖かった。

牢獄への通路=嘆きの橋から、それを眺める観光客たちの姿。














宮殿を出た後、ホテル・ダニエリのロビーだけ見たかったので入ってみた。
入口は回転ドア1個だけだし、ロビーも広くないし、黒服さんがしっかり目を光らせているのですぐ出てきたけど。大理石の吹き抜けの階段に赤絨毯、その下では白いワンピースの女優さんが打ち合わせっぽい立ち話してたり、瀟洒でいい感じの雰囲気。



港を歩いてたら、大きな客船が。




見えるかな?デッキに乗客がびっしり。




まだ船で世界旅行を楽しむ心境には至ってないけど、いつかはそんな旅がしたくなるのかな。


サンマルコ周辺のラストは鐘楼へ。ここは登るの初めてだったかな。地上から見るより上から見下ろすほうが、住民の生活がよく見える。














小さな屋上庭園がそれぞれかわいくて。午後5時を過ぎて、ようやくほんの少し陽が傾いてくると、人々がちょっとずつ屋上に出てくる。たっぷり太ったおじさんと、気だるげに椅子に深く深く腰掛けた若い女性が向かい合ってゆっくり食事?おやつ?してたり。真っ赤に焼けたお兄さんがぶどう棚の下で日光浴してたり。


























飽きないなぁ。下界を眺めてたら鐘が鳴りだした。5:50くらい。えっ鐘って時報じゃないの?適当?いきなり鳴りだしてあまりにうるさいのでみんな笑った。

【※音量注意!】





その後も飽きずに眺めてたら6:30くらいにも鳴った。おなかもすいてきたし、さすがに長居しすぎだし下界に降りることに。


もうご飯食べて帰るだけなんだけど続きは次回。

ドゥカーレ宮殿のドア飾り。



【2012/09/04】
今度こそ記憶のあるうちに、とか言っといてさっそくこの有様だよ。
大変遅くなったけども旅行記書く。書くよ。
というのも今回、旅の準備に自分の過去の旅行記が自分にはだいぶ参考になったから。

【出発】
今回は上海経由。これまでEU内経由しか経験なかったので、経由ってほんとに乗り継ぐだけと思ってたら、上海はきっちり入国審査があるんだ。びっくりした。何度も行ってるのにイタリアやフランス入国の記録さえ一個も無かった私のパスポートに、わずか数分の上海滞在が記録されました。
普通に関空に似た感じだった上海空港。




【6月16日(土)】

パリ・シャルルドゴールで再び乗り継いだ後、ヴェネチア・マルコポーロ空港に到着。空港からヴェネチア本島へはバスで移動する。2種類あるうち、旅行者に便利そうなATVOの青いバスを使った。空港のあちこちにチケットの自販機があるけど、使い方が分かりにくくて四苦八苦。他のヨーロッパ系の旅行者も、ガイドブックと見比べながら四苦八苦してた。なんとなく買えたものの、合ってるのか自信ないまま乗り場へ。係員さんに見せたら普通に合ってたみたいだけど分かりにくいよー。刻印機通すのを忘れないようにね。私たちはうっかり2回通した。後から見たら情報サイトには往復5ユーロと書いてあるんだけど、これも値上がりしたな。



無事にバスに乗れてテンション上がってきた。長ーい一本橋を渡って、ヴェネチア本島が近づいてきます。ん、本島に巨大な建築物?なに?と思ったら巨大な観光船だった。





世界を遊覧する中でヴェネチアに停泊する、巨大な豪華客船。ヴェネチア滞在中に何度も目にすることになるけど、何というか、異様だ。街がやってきた!という感じ。大きくはないヴェネチアの街に、近代的な別の街がもうひとつやってきた。どの建物より背が高いし、ヴェネチアに居る人全部集めても人数あまり変わらないんじゃないかって思うくらい。

そして、本島到着!8年ぶり♪ローマ広場周辺の光景は見覚えのある景色で嬉しい。やったぁ戻ってこれたなぁ~と感慨に浸ってる間もほどほどに、さっそく必須の物=ヴァポレット定期券を手に入れる。



今回、ヴェネチアの滞在は2泊。到着から48時間後には再び空港にいる予定なので、48時間券を買います。これも値上がりしてるなぁ。EUの観光関連は今インフレなのかな。今回、ネットとかで事前に調べていったのより大抵のチケット類が値上がりしてた。
イタリア語はほぼ喋れないし、観光客で騒々しいチケット売り場なので、案内板から欲しいものをメモ帳に書き写して窓口に「チャオ!(これ)プリーズ!^^」窓口のお兄さんも「OK!!^^」
毎回チケット買うより割安になるのかどうか、きちんと計算はしてないけど、仮に少々割高になったとしてもこの手の旅行者用パス類は利用したほうがいい派、私は。毎回チケット買う時間ももったいないし、このほうが気軽だし。

手に入れた48時間券を自分のパスケースに入れて、ヴェネチア散策の準備は完了。
今回の旅で、持って行って良かった物はパスケースと、小型の双眼鏡。パスケースは普段通勤用に使ってる普通のコンパクトなもの。ヴェネチアではこれがあってよかった。パリではミュージアムパスもメトロの定期券も分厚すぎて入らなかったけど。双眼鏡は、片手サイズのこれもコンパクトなもの。塔の上からでも聖堂の中でも美術館でも、これがあるだけで結構、楽しい。
逆に持って行ったけど要らなかった物、は、無いかな。10日間の日程でも機内持ち込み手荷物だけだから、必要最低限の物しか持ってないんだと思う。あ、結局電池が切れてて使わなかった電子辞書は要らない物だ。持って行ったほうが良かった物、は・・スリッパ?でも無ければ無いで生活できたし、旅荷物にしてはかさばるから、やっぱり要らないかな。
ついでに荷物に関連して言えば、もっと荷物のこと気にせずにお買い物すれば良かったかなぁ、とは思う。最近物欲が足りてない流れのままで、旅先でもあまり物を買いたいと思わないから、職場に最低限のお土産とか以外はほとんど何も買ってない。まあいいか。

話はローマ広場からのヴァポレット乗り場に戻って、早速、ホテルへ移動。路線図を見て、船の先頭にある表示を確認して。以前に全然予定外の名も知らぬ島へ流されちゃった経験もあるので、それなりに注意して確認したんだけど・・お約束なのか・・船は目的のS.マルコーラを素通りして、賑やかなリアルト橋のふもとに思いがけず到着してしまいました。





初ヴェネチアの相方に、一番ヴェネチアらしい場所を真っ先に見せられたのでこれはこれで良かったけど。









おなじ路線でも、大きくない駅は停まる船と停まらない船があって、時刻表のちっちゃい脚注を見て判断するみたい。「あれ、なんで停まらなかったんだろう?」と理解するために初めて駅の時刻表しっかり読んだ。このおかげで乗る前に駅で時刻表チェックする習慣がついて、そうしたらかなり便利だった。いろんな線が上りも下りも同じホームに入ってくるけど、今回見た限りはおおよそ時刻表に正確に動いてるし、船にも表示があるし。

さて、今度こそ間違いなくヴァポレットを選んで、ホテルへ。最寄駅からはホテルのHPに乗ってた道順案内を頼りに、注意深く路地をたどっていく。






慣れれば分かりやすい道なんだけど、ヴェネチアはちょっと油断するとすぐ迷う。迷わないように迷わないようにと気を付けて地図を見ながら歩いたのって、今までのヴェネチア滞在の中でこのときが初めてかも。

無事、ホテルに到着。典型的な北イタリア顔の、(ついでに言うと冴えない文学者か書店の店員さん系の私好みのヘタレ系ナイスミドルな)スタッフは、これまた典型的なイタリア人らしく、私たちが入ってきても通話中の電話を切り上げることなく、ようやく話が終わったかと思うと今度は典型的なおばちゃん宿泊者が割り込んできて、チェックインしたいのひと言を伝えるまでに結構待たされた。そう言う自分たちも、知らされてるチェックイン開始時刻のずっと前に来てチェックインさせてと言うのだから、お互いあまり気にしてなかったけど。時間前だけどちょっと待てば入れると言うので、食堂で待たせてもらうことに。小さな運河に面した窓からふと見上げたら、まぬけな鳥がいた。





二泊するVeniceの宿は、大運河の北側、Cannaregio地区、Strada Nova(ノーヴァ通り)沿いにあるHotel LA FORCOLA(http://www.laforcolahotel.com/it/)。ヴァポレットの駅から徒歩5分くらいで便利。Strada Novaは道沿いに歩いていけばリアルト橋に着く、この地区のメインストリート。ホテルのすぐ向かいには果物屋さん。お隣にはいい感じの仮面のお店。広くはないけどキチンと清潔にされたお部屋で、内装はわりと新しい感じ。




私たちのお部屋には小さなバルコニーもついてて、小さな中庭が見えて、中庭に面したお隣さんは、おばちゃんがちょこちょこ顔を出して何か生活してた。夜になるとカンツォーネか何かが聞こえてくる。










荷物を置いて一息ついたら、散策に出発。この時点で、お昼の12時過ぎ。ちなみに空港からローマ広場に着いたのは10時過ぎくらい。ヴェネチアは空港から街も近いし、街がコンパクトだから移動しやすい。






続きます。
ホテルの隣にある仮面のお店。




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