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【2024/05/08】
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【2012/09/04】
今度こそ記憶のあるうちに、とか言っといてさっそくこの有様だよ。
大変遅くなったけども旅行記書く。書くよ。
というのも今回、旅の準備に自分の過去の旅行記が自分にはだいぶ参考になったから。

【出発】
今回は上海経由。これまでEU内経由しか経験なかったので、経由ってほんとに乗り継ぐだけと思ってたら、上海はきっちり入国審査があるんだ。びっくりした。何度も行ってるのにイタリアやフランス入国の記録さえ一個も無かった私のパスポートに、わずか数分の上海滞在が記録されました。
普通に関空に似た感じだった上海空港。




【6月16日(土)】

パリ・シャルルドゴールで再び乗り継いだ後、ヴェネチア・マルコポーロ空港に到着。空港からヴェネチア本島へはバスで移動する。2種類あるうち、旅行者に便利そうなATVOの青いバスを使った。空港のあちこちにチケットの自販機があるけど、使い方が分かりにくくて四苦八苦。他のヨーロッパ系の旅行者も、ガイドブックと見比べながら四苦八苦してた。なんとなく買えたものの、合ってるのか自信ないまま乗り場へ。係員さんに見せたら普通に合ってたみたいだけど分かりにくいよー。刻印機通すのを忘れないようにね。私たちはうっかり2回通した。後から見たら情報サイトには往復5ユーロと書いてあるんだけど、これも値上がりしたな。



無事にバスに乗れてテンション上がってきた。長ーい一本橋を渡って、ヴェネチア本島が近づいてきます。ん、本島に巨大な建築物?なに?と思ったら巨大な観光船だった。





世界を遊覧する中でヴェネチアに停泊する、巨大な豪華客船。ヴェネチア滞在中に何度も目にすることになるけど、何というか、異様だ。街がやってきた!という感じ。大きくはないヴェネチアの街に、近代的な別の街がもうひとつやってきた。どの建物より背が高いし、ヴェネチアに居る人全部集めても人数あまり変わらないんじゃないかって思うくらい。

そして、本島到着!8年ぶり♪ローマ広場周辺の光景は見覚えのある景色で嬉しい。やったぁ戻ってこれたなぁ~と感慨に浸ってる間もほどほどに、さっそく必須の物=ヴァポレット定期券を手に入れる。



今回、ヴェネチアの滞在は2泊。到着から48時間後には再び空港にいる予定なので、48時間券を買います。これも値上がりしてるなぁ。EUの観光関連は今インフレなのかな。今回、ネットとかで事前に調べていったのより大抵のチケット類が値上がりしてた。
イタリア語はほぼ喋れないし、観光客で騒々しいチケット売り場なので、案内板から欲しいものをメモ帳に書き写して窓口に「チャオ!(これ)プリーズ!^^」窓口のお兄さんも「OK!!^^」
毎回チケット買うより割安になるのかどうか、きちんと計算はしてないけど、仮に少々割高になったとしてもこの手の旅行者用パス類は利用したほうがいい派、私は。毎回チケット買う時間ももったいないし、このほうが気軽だし。

手に入れた48時間券を自分のパスケースに入れて、ヴェネチア散策の準備は完了。
今回の旅で、持って行って良かった物はパスケースと、小型の双眼鏡。パスケースは普段通勤用に使ってる普通のコンパクトなもの。ヴェネチアではこれがあってよかった。パリではミュージアムパスもメトロの定期券も分厚すぎて入らなかったけど。双眼鏡は、片手サイズのこれもコンパクトなもの。塔の上からでも聖堂の中でも美術館でも、これがあるだけで結構、楽しい。
逆に持って行ったけど要らなかった物、は、無いかな。10日間の日程でも機内持ち込み手荷物だけだから、必要最低限の物しか持ってないんだと思う。あ、結局電池が切れてて使わなかった電子辞書は要らない物だ。持って行ったほうが良かった物、は・・スリッパ?でも無ければ無いで生活できたし、旅荷物にしてはかさばるから、やっぱり要らないかな。
ついでに荷物に関連して言えば、もっと荷物のこと気にせずにお買い物すれば良かったかなぁ、とは思う。最近物欲が足りてない流れのままで、旅先でもあまり物を買いたいと思わないから、職場に最低限のお土産とか以外はほとんど何も買ってない。まあいいか。

話はローマ広場からのヴァポレット乗り場に戻って、早速、ホテルへ移動。路線図を見て、船の先頭にある表示を確認して。以前に全然予定外の名も知らぬ島へ流されちゃった経験もあるので、それなりに注意して確認したんだけど・・お約束なのか・・船は目的のS.マルコーラを素通りして、賑やかなリアルト橋のふもとに思いがけず到着してしまいました。





初ヴェネチアの相方に、一番ヴェネチアらしい場所を真っ先に見せられたのでこれはこれで良かったけど。









おなじ路線でも、大きくない駅は停まる船と停まらない船があって、時刻表のちっちゃい脚注を見て判断するみたい。「あれ、なんで停まらなかったんだろう?」と理解するために初めて駅の時刻表しっかり読んだ。このおかげで乗る前に駅で時刻表チェックする習慣がついて、そうしたらかなり便利だった。いろんな線が上りも下りも同じホームに入ってくるけど、今回見た限りはおおよそ時刻表に正確に動いてるし、船にも表示があるし。

さて、今度こそ間違いなくヴァポレットを選んで、ホテルへ。最寄駅からはホテルのHPに乗ってた道順案内を頼りに、注意深く路地をたどっていく。






慣れれば分かりやすい道なんだけど、ヴェネチアはちょっと油断するとすぐ迷う。迷わないように迷わないようにと気を付けて地図を見ながら歩いたのって、今までのヴェネチア滞在の中でこのときが初めてかも。

無事、ホテルに到着。典型的な北イタリア顔の、(ついでに言うと冴えない文学者か書店の店員さん系の私好みのヘタレ系ナイスミドルな)スタッフは、これまた典型的なイタリア人らしく、私たちが入ってきても通話中の電話を切り上げることなく、ようやく話が終わったかと思うと今度は典型的なおばちゃん宿泊者が割り込んできて、チェックインしたいのひと言を伝えるまでに結構待たされた。そう言う自分たちも、知らされてるチェックイン開始時刻のずっと前に来てチェックインさせてと言うのだから、お互いあまり気にしてなかったけど。時間前だけどちょっと待てば入れると言うので、食堂で待たせてもらうことに。小さな運河に面した窓からふと見上げたら、まぬけな鳥がいた。





二泊するVeniceの宿は、大運河の北側、Cannaregio地区、Strada Nova(ノーヴァ通り)沿いにあるHotel LA FORCOLA(http://www.laforcolahotel.com/it/)。ヴァポレットの駅から徒歩5分くらいで便利。Strada Novaは道沿いに歩いていけばリアルト橋に着く、この地区のメインストリート。ホテルのすぐ向かいには果物屋さん。お隣にはいい感じの仮面のお店。広くはないけどキチンと清潔にされたお部屋で、内装はわりと新しい感じ。




私たちのお部屋には小さなバルコニーもついてて、小さな中庭が見えて、中庭に面したお隣さんは、おばちゃんがちょこちょこ顔を出して何か生活してた。夜になるとカンツォーネか何かが聞こえてくる。










荷物を置いて一息ついたら、散策に出発。この時点で、お昼の12時過ぎ。ちなみに空港からローマ広場に着いたのは10時過ぎくらい。ヴェネチアは空港から街も近いし、街がコンパクトだから移動しやすい。






続きます。
ホテルの隣にある仮面のお店。



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