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【2024/05/14】
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【2011/08/08】
【KK記1】ホテルと街歩き編

今回の旅の内容は、ざっくり言うと
1日目:午後に着、街をぶらぶら見て回って、海沿いでディナー、ナイトマーケットを見物。
2日目:キナバル公園。森の植物、キャノピーウォーク、温泉。双天。
3日目:サピ島でシュノーケリング。再び街、ハンドクラフトマーケット。肉骨茶。
4日目:モスク、カヤック、河の夕焼け、蛍。
だいたい行き先ごと+食べ物編くらいで日記まとめようかな。今日はホテルと市街地のこと。





コタキナバルは、海沿いに今のところ南北約2キロが市街地で、どこでも歩いて行ける良いサイズの街。郊外にアパートやホテルがどんどん建設中だったので、まだまだ街は広がっていくんだと思う。セメント工場やレンガ工場とかが郊外にいっぱいあって、いかにも建設ラッシュだった。





今回滞在したホテルは、市街地のちょうど真ん中。設備自体は、5つ星ホテルとしては特筆するとこもないけど、立地がとっても優秀。









街で一番大きなショッピングモールやシーフード屋台、手工芸品の売り場が集まったマーケットが道挟んでほんとにすぐそこ。













窓からの景色が全然見飽きない。朝焼け、夕焼けが綺麗なのはもちろんのこと、港でボケっとしてる漁船たちも興味深いし、何より、眼下の広場が日暮からナイトマーケットになって、生き生きカラフル。






ナイトマーケットは昼間はただの空き地で、日暮にテントが次々立ち始めて、広場がびっしりテントで埋まって、夜通し人が行き交ってて、朝になると品物とテントを撤収してお掃除して、ただの空き地に戻る。





KKに着いた初日、ディナーの後にこのナイトマーケットをうろうろしてきた。最終日(だったかな?)にもまた行ってきた。
仕入れに来てる地元の人たちと、ひやかしの観光客と、ごちゃ混ぜのにぎわい。





いちばん海側の列は魚市場で、たぶんそこに係留してる漁船で取ってきたばかりの魚が並んでる。元気なおばちゃんたちが声を張り上げてる。言葉は分からないけど、「ヘーイラッシャイラッシャイラッシャイラッシャイ」か「アーヤスイヨヤスイヨヤスイヨー」って言ってるのは間違いない。そういう節回し。においがすごくて、ここは立ち止まってられない。


真ん中付近の列は果物市場。今はあまり果物の種類が多くない時期。売られてるのはスイカと、モンキーバナナと、ウォーターアップル、それからきれいに積まれたマンゴー。





日本でも良いマンゴーはめっちゃ高いけど、マレーシアでもやっぱり高級品なんだなって思った。扱いが全然違う。3~4段階にランク付けされてて、25リンギくらいのが優良品みたいだった。約800円?現地の物価から考えたら結構ゼイタク品。




せっかくなのでスイカをちょっと買ってホテルに戻った。観光客用に、カットしてラップに包んであるの。こちらはたしか3リンギくらい。





もう少し道寄りは、香辛料の市場。トウガラシがあれだけ山積みで売られてるのは、あれだけ需要があるってことなんだよね・・。
いちばん道側、ホテルの向かいの屋根つきのゾーンは、何だろう、飲めるように開けてあるココナツの実が積まれてたり、でもあんまり営業してない感じだった。地元の人や出店してる人が休んだりグダグダお茶(ココナツジュースで)するゾーンなのかな。
これらのブースが並んだ市場の北側のゾーンは、安いフードコート、屋台村になってる。ここも遅くまでにぎわってる。


街の中は、こういう屋外の市場がいくつかある一方で、ショッピングモールもたくさんある。ちょっと多すぎだと思う。いくら観光客が多いからって、こんなに買い物するところばっかりでどうして成り立ってるんだろう。不思議な街。








でも日中は暑くて外歩きまわってられないから、空調の効いたショッピングモールにまとめてパッケージするのは理に適ってる。

ほんとの地元の人が買い物する日用品や雑貨食料のお店と、銀行と、あと食事するところだけが、独立の店舗を構えてる。日が傾いてから人が元気になり始める。





繰り返しになるけど、KKってほんとに不思議な雰囲気の街だなぁと、私は思った。都市ってだいたいどこでも表と裏があって、たとえばジプシーとか、路上生活とか、そういう層が必ずあるでしょう。KKはそういう闇側の層がすごい薄い感じがした。末端の一人まで、ある程度余裕がある感じ。熱帯の気だるさがそう感じさせたのかなぁ。
まだ、闇が形成されるほども、都市としての時間を経てないってことなのかな。変わらないといいな。






夜の街中をお散歩。飾り気のないローカルな通り。
KKでは少なくともマレー語、中国語、英語の3つは普通に通じる言語みたいだった。店頭の表示とか、看板とか、2言語か3言語併記のが多くて、英語だけですらゆっくりしか読めない私には、瞬時に飛び込んでくる情報量が多すぎて、処理追い付かなかったりしてた。









相手も当然、自分のメイン言語がひとつあって、他はそれほど堪能でない場合が多いから、英語しか通じない街より余計に意思疎通は難しかった。カタコト同士の会話も楽しいものだけど。相方さんは、店員さんが片言の日本語で聞いてくれてるのに片言の英語で返事するという面白いことを素でやってくれたりもしてた。
文化的にも、中国文化とかイスラム文化が分かりやすくはっきりあるんだけど、どれも支配的でないし、派閥でもなくて、好みの一つみたいに普通にある。多様だから気楽。





日が暮れてから、ごはんの後とか、街をうろうろするのが楽しかった。街の北半分は地図が書けそうなくらい何度も行き来したよ。旅人にも優しいコンパクトシティ。





街編はとりあえずこのあたりで。次回は森のことを書こうかな。
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