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【2024/04/28】
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【2012/06/12】
【そうだ、旅に出る前に、前の旅の旅行記を仕上げよう!】
今書かないと二度と書くことは無かろうし。

もう1年も前の日記です。
前回までのおさらい。
【0】 【1】 【2】 【3】 【4】 【5】

最終日後半。
モスクから帰った後は、ホテルの近くでランチして、カヤックのツアーに出かけた。
マングローブの林に囲まれた、ゆったり広い河。
初めてのカヤックは思った以上に頼りなくてフラフラ。
カメラも荷物も持ったままでひっくり返ったら大変。おそるおそるな感じで河へ漕ぎだす。




河岸には漁師さんの簡素な家がまばらにあるばかりで、河の上はとても静か。
雲が薄くなった一瞬、キナバル山が目の前に見えたり。
こわごわ進んで、ゆったり虫の声を聞いて、マングローブのカニを探してる相方を観察して。
常に不安定+常に置いて行かれそうだから、写真撮ってる余裕はほとんどなかった。




腕が痛くなるまでゆっくりカヤックした後は、いったん岸へ戻って、暗くなるまで待ち時間。
現地ツアーだけどこの日のお客は私たち二人しかいなくて、ほんとにゆったり。のんびり。
河口が近いんだろう、潮が引いて、河岸はずっと遠浅に続いてる。
さっきまで水の中だった干潟には、小さい小さいカニや、ムツゴロウっぽいのがあちこちに動いている。
顔を上げれば、夕焼けが刻一刻と表情を変えながら雲と水面を照らしてて、
下を見ても上を見ても、飽きる暇がない。
結構長い間、カメラのバッテリーが無くなるまでシャッターを切り続けてた。





































ここまで、南国の色と熱と匂いと喧騒に食傷気味だったのかもしれない。
自然とほんの少しの人工物しかないこの時間が、ただの待ち時間なのに、すごく楽しくて印象的だった。


日が暮れたら、このツアーのメイン、蛍のリバークルーズ。
KK超ベテランの友人から強くお勧めされて組み込んだイベント。
今度はエンジンのついた小さなボートで河に出る。
周りに町どころか人家も他のボートも何も無いから真っ暗闇の中で、マングローブ林の無数の蛍が点滅する。
蛍を写真に収めるのは私の腕とコンデジでは無理だから写真は無いよ。
日本の蛍とはかなり違って、もうちょっと小さくて、点滅早くて、それがマングローブの木にたくさんたくさん、すごくたくさん止まって点滅する。あっちでもこっちでも。イルミネーションのように。
他に何も無い静けさのおかげもあって、幻想的で印象深い、マレーシア最後の思い出を過ごせた。

この夜遅くの便で帰国だったので、ホテルに戻ってから空港へ移動。
ポーチの中に入れっぱなしだった小さなリンゴを消費して、出国。

ここで総括したいとこだけど、旅行のリアルな印象は正直薄れかかってるので
(その後の1年弱で印象的なことが多すぎたのもある)、
その辺は帰国直後の日記に任せるとして、
マレーシアのイメージが良い意味でちょっと変わった、刺激的な旅だった。
これにてマレーシア コタキナバル旅行記、本編は完結です。
あとは食事ログを1本書きたいなー。書けるかなー。
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【2012/04/28】
きゃー。あと1か月!

気持ばっかり焦って作業なにもしてない。
この時期にGWがあって良かったわ。

私も、私の周りでも、1年くらい前から挙式披露宴の準備始める人が多くて、
ちょっと上の世代の人に話すと「えっそんな早くから?」って反応されるけど
期間長めにとっといて良かったと思う。
どっちにしたって結局直前3カ月くらいは忙しくなるんだけど、
長いほうがワクワク感を長いこと楽しめるし。

それと、とりあえず、衣装だけでも早くに決めておいたのは正解だったと思う。
初めてドレス見に行ったときの写真があった。
もはや懐かしい。





この頃は当然ドレスなんて気慣れてるはずもないもので、ソワソワしてたな。
懐かしい。

【2012/02/17】
月曜日の日記。
長楽館で前撮りをしてきた




めっちゃ楽しかった~
前にお食事会をした大好きな場所。
午前中の1時間で、あちこちの部屋で撮ってもらったけど
あっという間だった気分。
柔らかい曇り空で、ぎりぎりお天気ももってくれて。
楽しいから澄まし顔ができなくて困るくらい。
撮影後にランチいただきながらまだぼんやりしてた。

写真は、カメラマンさんのカメラとは別に
スタッフさんが合間にデジカメで撮ってくれたもの。
撮影データが届くまではこっちをながめてぼんやりしてます。








【2012/02/09】
もう半年も前の話になってしまった。旅行記の続き。
間が空きすぎたので、前回までのおさらい↓

【0】 【1】 【2】 【3】 【4】

ようやく4日目、最終日。
午後から半日はオプショナルツアーにしてたので、
午前中の数時間が、街での最後のフリータイム。
コタキナバルにあるモスクを訪ねることにしました。

昔からイスラム建築が大好きで、モスクやらアルハンブラ宮殿やらの
写真を眺めてはうっとりしてたのだけど、
たぶんちゃんとした本物を見るのは初めて。

ホテルで客待ちしてるタクシーを雇って、値段は事前交渉。
コタキナバルはマレー語、中国語、英語が大体公用語みたいな感じだけど、
この運転手さんはマレー語しか使えない。英語はほんのカタコトだけ、
しかも癖の強い発音。我々は拙い英語しか使えない。マレー語は全くダメ。
この旅行で一番、言葉が通じなくて困った相手でした。
それでも抑揚とジェスチャーで結構何とかなるもの。
この運転手さんが、身振り手振りで軽く観光ガイド的なこともしてくれた。

コタキナバルには州立モスクと市立モスクがあって、
“オールドモスク”“ニューモスク”と呼ばれてる。
時間の都合で片方しか行けないかな、と思ってたので、
オールドモスクに向かってもらう。
なんでそっちを選んだのか忘れた。近いからかな。
こっちのほうが開放的でゆーっくり観光できたので、結果的には良かった。





モスクに着いたら運転手さんの案内で、
頭にかぶるスカーフ(フード)を貸してもらう。
あ、これ便利やわぁ・・。
ほんとは観光客は全身をすっぽり覆う、あれ何て言うんだっけ、
ムスリムの服も貸してもらうみたいだけど、
私は長袖シャツとくるぶしまでのロングスカートって格好だったので、
係りの人が「うんうん、これならOK」ってそぶりをして、
スカーフだけで大丈夫だった。









街の人の多くは新しくてきれいな“ニューモスク”のほうへ行くのと、
時間のせいもあるのかないのか、オールドモスクの中は
他にほとんど人がいなくて、静かで、時間もゆったり流れてた。
素足に、大理石がひんやり気持ちいい。
礼拝のドームは、絨毯が敷かれてて、壁面にはコーランの文字。
なんとなく、とても落ち着く。しばらくぼんやり眺めてた。






自然な信仰はこういう、「わーなんか素敵だなー」で広まるんだろうな。
1階には水が引き込まれていたり涼しげ。









広くはない建物で、ゆっくり過ごしても案外時間が余ったので、
ニューモスクにも連れてってもらうことにした。





こちらは立派でピカピカな感じ。
周りをぐるっと水に囲まれている。
幹線道路沿いにあるので何度か車窓から見えてた。きれいな姿。
ここは外から見るだけにしておいた。








爽やかな配色が青空に映えてるね。


午後からはこの旅最後のアクティビティ、川に出かけます。

【2011/10/30】
もう記憶のかなたに行きそうなのを引っ張り戻して、旅行記の続きを。
KK3日目の後半。
キラッキラの海に満足してサピ島から戻った後、またホテルの近くをお散歩。
この日は、"Handicraft Market"(または"Filipino Market")を散策した。

海沿いに並んで、ナイトマーケットのすぐ横のスペース。
広い屋根の下に、同じようなブースがたっくさん並んでる。
狭くてどれも同じ感じだから迷路みたい。
ほとんどのブースは、手工芸品と、淡水パールのアクセサリーを扱ってる。

もとは大半のお店をフィリピン系の移民がやってたからFilipino Marketって言うみたい。
値札は付いてるけど、あちこちのブースで似たもの売ってるから当然、値引き交渉が前提になってる。
ちょっと試したら半額まではすぐに下がった。慣れてるともっと下がるんだろうな。

工芸品は、貝細工だったり、木彫品だったり、手編みのかご、バティック、ココナツの殻を使ったいろんな物、カラフルなビーズのアクセサリー、それに気持ち悪い蛙のポシェット、などなど。

私、写真は彩度高めに撮るのが好きなので、いつもデジカメの設定彩度あげてあるんだけど、日本では足りないくらいだったのに熱帯の色彩では激しすぎた。そんな、ちょっと目にまぶしい写真をいろいろと。
































































Handicraft Marketを抜けると、また別のマーケット。
魚の干物とか、よく分からない乾物的なものがたくさん積んである。
見る前に、一帯に漂う匂いで魚の干物なのが分かる。





少し陸側に入ると、ムスリムのスカーフとかスカーフ留め(?)とかがわんさと売られてる区域も。
宗教というよりおしゃれだね。みんな個性的。





お散歩の後は肉骨茶のお店でエネルギーに飲まれて、また北側市街地うろうろして、街頭のテレビでなでしこジャパンの優勝を推測で知った。(あの青色と顔は日本人ぽいね→海外でこんな大きく報道されてるってことは決勝かな→勝ったみたいね。ということは男子じゃないな→ならあの人たちは女性か。へぇなでしこジャパン優勝か。)

次で最終日。続きます。
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